PUY l'EVEQUEレースレポ
PUY l'EVEQUEというレースに参加しました。
なんて読むんだろ。まぁいいや。
クラスは1.2.3.J。日本でいうE1〜E3とジュニアが同時出走する感じ。しかしレベルは桁違い。
コースは3.5キロ。1キロ登り、1キロ下り、1.5キロ平坦といった感じ。
登りの勾配は15〜20%ときつく、登り切るまで3分弱かかる。しかもたまに石畳。
スタート地点に並ぶ。
先頭にフランスのナショナルチャンピオンジャージが見える。……は?
どーやらロワンヌというフランス最強のアマチュアチームが3人いて、その1人がU23のフランスチャンピオンらしい。
レースが始まるとフランスチャンピオンがどんどんペースを上げていく。
すごく辛いがついていけないペースではなかった。
しかし、6周目の登りで右の肺の辺り。多分、横隔膜に強い痛みを感じ、身体が動かなくなって集団から千切れた。
なんとか登りきり下りで4名のグルペットに合流して平坦をローテして走る。
直ぐにまた7周目の登り。横隔膜の痛みは直ぐに取れた。ペースで回そうかと思ったが登りのペースが合わなすぎたので1人で集団を追うことに。
登りを踏んでいくと集団を目視する距離まで追いついた。その後の下りと平坦も集団から離されないように踏んで、8周目の登り。
余力はほぼなかった。登りで集団から離されなくても下りと平坦で引き離されることが容易に想像できたので8周目の登りが追いつくラストチャンスだったが、あと10秒が詰めきれずにオールアウト。
リタイヤした。この日は暑かった。補給する人がいなかった事を言い訳にリタイヤして他の選手の補給に回った。
横隔膜の辺りの痛みの原因はおそらくアップ不足。今までのレースと同じようなアップをしたが足りなかったようだ。
そのレースに合わせたアップをしていかなければならない。
レースって難しい。
勝ったのはフランスチャンピオン。圧倒的な強さだった。別次元の強さだった。なんというか、強すぎて憧れたというか、その強さに嫉妬したというか…。とにかく強くなりたいと思った。
あの強さを手に入れなければプロにはなれない。身の程知らずなのは分かっているが、いつかあいつに勝ってやる。
レースの写真がないのでレースをやった町の街並み。