レースレポ JPTプレーオフ
年間ポイントランキングがJプロツアーで15位未満のチームとエリートツアーで5位以上のチームが参加するJプロツアープレーオフ戦。
負けられないというプレッシャーが結構あった。
南魚沼ロードレースには2年前にも参加した。2年前はE3だけど。2年前とは比べものにならないくらい暑い。
何だこの暑さ。
スタートする前から熱中症気味で頭痛い。
お前、顔赤いぞ?とか言われながらレーススタート。
1周目に入る登り。誰だよあんなにあげた人。マジきつかった。一時は最後尾まで下がってしまって、千切れるかと思った。しかし、周りも踏み過ぎていたご様子。登りの後半でペースが落ちたのでポジションアップ。
そんなことをしているといつのまにか逃げができてた。
イマイチ確認できなかったけどチームメイトのユージンが入ってたのが見えた。ナイス。
今日はチーム戦なのでこーゆーのありがたい。
2周目に4人の逃げができたのでそれにブリッジ。チームメイト逃げてるから〜ってやつを使って付き位置。セコイやつだな〜と思いつつもチーム戦なのだから仕方ない。
この逃げは1周弱で吸収される。
3周目の登りでユージンの逃げを吸収とほぼ同時にアタックがかかる。完全に勝ち逃げメンバーだったので頑張って食らい付くが付ききれない。
ペースで踏めば追いつく!と自分に言い聞かせ、焦らずにペースで踏んでいく。
頂上まで300mを切ったところで気合いでダンシングしてなんとか追いつく。
いやーほんときつかった。この1回千切れても追いつける脚質は何なんだ?ゾンビ?
4周目。6人での逃げが始まった。といってもメイン集団も6人だったらしいので捕まることはまずない。
後ろとの差を気にする必要がなかった。
この逃げにはチームメイトのショウイと歩パイセンが入っていたので完全に勝ちパターンだった。
6周目の登りで自分が少しペースを上げて登ると登りきりのラスト2周になったところでショウイがアタック。チームメイトの逃げなので自分と歩パイセンは牽かない。他チームの人3人でローテするも、ショウイとの差がジリジリ開く。
なんなん、あいつの強さ。
6周目、ラスト2周の登り口の補給地点で他チームのスタッフが他チームの選手に「もう牽くな!この集団の頭を取ることだけを考えろ!」という指示を出したのが聞こえた。
うーん、その展開はちょっと良くないなぁ。と思ったのですぐに自分からアタック。登りで誰かが後ろに付いてきた気がするけど振り切る自信があったので確認せずに踏み続ける。
単独になった。ショウイに追いつくのがベスト。
コース中盤までのアップダウンの区間は自分が得意なコースなのでかなりオーバーペースで踏んでみたけどショウイまで10秒しか縮まらない。いや、あいつ、強。
中盤から後半にかけての下り基調はもう脚が無くてスカスカ。ショウイとの差がどんどん広がる。
後ろとの差をモトバイクに確認しながら必死に逃げる。
そして何とか逃げ切って2位。
逃げ集団の頭も歩パイセンが獲り、1-2-3達成。
いやー、よかったよかった。
2年前の南魚沼ロードレースでは単独逃げをして、ラスト500mくらいで吸収された。その事を逃げてる最中に何度も思い出してしまって怖かったけど逃げきれてよかった。
そしてそして、実は今年初の国内ロードレース だったのです。
移籍しても応援してくれるフィッツの方々をはじめ、色々な方々が応援してくれて本当に嬉しかったです。
フランスでは応援してくれる人なんてなかなかいないので「うがぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!」って言ってくれるのが本当に力になりました。
応援の力ってすごいですね。
ありがとうございました!!
photo by コースを歩き回って写真を撮ってくれた藤田さん
cyclowiredからSatoru Kato様