レースレポ
最近練習ばっかりでしたが久々にレース。
ナイトクリテです。結構好きなんですよね。
しかもコースは街中にある車用サーキット。
しかも街並みがすんごい綺麗。そして路面もすんごく綺麗。
コースは1周4キロくらい。それを28周。72キロのレースでした。
獲得標高は1周で30メートルくらい。登りは2分弱。勾配は緩く、ドラフティングが使える。その後に1キロ弱の平坦。下りが面白くてコークスクリューからの右ヘアピン。そしてゆるいS字カーブの後にまた平坦、そして登り。
下りで60~70キロ出るのでその後の平坦(サーキットのホームストレート)は超高速。
ちなみに登りは身内ネタですが王将坂にめっちゃ似てる。王将坂をもっと長くした感じ。
コース紹介はほどほどにレース内容書いて行きますか。
実況のおっさんがゼッケン順に選手を呼んでる。
自分は84番。え?俺まで呼ぶの?長くね?
それでも、呼ばれた。
せっかくなので両手を上げて大きな声で返事をするとやたら会場が盛り上がる。
スタートからテンション高め。
84番は最後の方なのでほぼ最後尾スタート。
1周のローリングで先頭まで上がる。
そしてスタート。決まりそうな逃げにはしっかり反応する。10人程で逃げることもあったが決まらない。そんな感じで周回を消化。どこにいるか分かるかな?先頭の方にいるやつですよ。
ラスト10周の時に「集団有利なコースだし、逃げが決まる雰囲気はない。今日は脚をためて登りスプリントに賭けよう」と意思を固める。
しかーし、ここから謎のペースアップ。めっちゃ速いし、集団延び延び。それが3周続いた。自分にはかなりの余裕があった。
ラスト7周の登り。ペースが落ちた。そりゃそうだろ。と思うと同時にアタック。数周前の意思はどこに行ったのやら。今年1のキレでアタックし、登りと平坦を踏み続けて集団を振り切った。街灯の影で2名付いてきてる事が分かった。「え?このアタックに着いてくんの?マジで?」と思いながらも3人での逃げが始まった。
しかし、1人はもうすでに脚がないご様子。
実質2人でローテしながら逃げる。
ラスト3周。逃げ始めてから3周目でようやく後ろを確認。「おお!?集団が見えない!逃げ切れっかも!?」
モチベーション高く、逃げ続ける。ラスト2周で1人がブリッヂしてきた。自分が1番警戒していためちゃ強そうな選手。「お前きたか…」と思いながら食らいつく。
このタイミングで1人千切れて、また3人。
「そーいえば歓声がやたらでかい。なんでだ?」と思っていたらどうやら最初から一緒に逃げている選手はこの街の地元のチームらしい。そりゃ応援されるわな。
3人でラスト1周に突入。集団は見えない。
下りが終わった後の平坦でチームメイトの小笠原が単独ブリッヂしてきた。
脳裏にワンツーフィニッシュをよぎらせながら最後の登りに入るが、集団で脚を溜めていた選手たちが一気にペースアップして差を縮めてきて、ラスト200mで吸収された。
逃げ続けた影響で既に脚はなく。千切られながらゴール。
チームメイトの小笠原が3位になったらしい。自分が逃げた事によって脚を溜められたらしい。これぞチーム戦(自分の勝ちの為に逃げました)
惜しい逃げをしながらも、あと1歩の所で捕まるのところが自分らしいレースだった。
「お前、泣いたな?」と思ってるそこのあなた!泣いてませんよ。
むしろ徐々に走れるようになってきてる事が嬉しいです。まだまだレースは続きます。へこんでる暇なんて無いのです。頑張りますよ。
レース後、なんか敢闘賞的なので呼ばれて実況に話しかけられてからマイクを渡されたが何聞かれてるのかさっぱり。
てことで自己紹介と自分の言いたいことだけ下手なフランス語で適当に言っときました。
盛り上がってたのでまぁ、よし。
長くなっちまった。
読んでくださった方、ありがとうございます!